Columnコラム

不快感を感じる約束を守る

2021.03.13

人との約束を守る

これは当然と言えば当然で
飯に行く日を決める遊びに行く時間を決める
なんて約束から

SNSやブログの更新を店舗でカレンダーを決めて担当を決める
〇〇円売り上げます!これこれします!
会社の規定や細かいルール
など

色んな人がいるけど
今までの学校教育や部活動などで教えてもらった
時間を守るとかそんな半ば当たり前の約束は大多数の人が習慣化しており
だいたい守れる

そりゃ当たり前でしょ!レベルで守れる人が多い。

一方で誰かがある日決めたルールとか規定っていう約束は
守れない人はずっと守れないと私は思う

しかし
きっちり守る人は、絶対に守る

これはなんでだろうとずっと考えていたテーマなんだけど
最近なんとなくわかってきた。

簡単に言うと約束を守れない人は
今までの自分の習慣や考え方に合っていない約束の場合
守る確率が減る

今までの延長上のその人の習慣や価値観で違和感を感じるものや、めんど臭いな
などと一種の不快感を感じると
自らの不快を感じない快感ゾーンにひっぱり戻される。
だからその約束が守られる確率はグッと減る。

今までの価値観今その人の習慣の感情で判断しているわけなので
成長はもちろんしない。

成長って
『今できないことができるようになる』
ことであって

一種不快感を感じることを繰り返し意識して行動して
意識しなくてもできるレベルの行動にすることが成長なんだけど


約束を守れない人は不快感を感じることを『不快』という感情で受け止める

だいたい人との約束を守れない人の言い訳はこうだ

『自分らしく無い』
『今のタイミングじゃ無い』
『やっている意味がわからない』

人間は自分の言い訳という最強の道具を使って
『不快』という感情を『快適』感情に戻すために
『やらない』選択を正当化するから大したもんだと思う。

成長するためには

『不快感を感じることや、意識しないとできないこと』が
『不快感を感じなくなるまで、かつ無意識でできるようになるまで
繰り返し行動する』
ことが重要だと認識する必要があると思う。

つまり成長している段階というのは常に不快感があって
成長してない段階は不快感がありませんよって事かなと

不快感を感じなくなる例としては
今不快だと感じている事を
夜寝る前の歯磨きレベルまでやりましょうってことです

例えば『むすっとして見える』などと誰かに言われたなら
無意識で『笑顔』になるまで意識し続けましょうってことなのですが


何か始めた時や新しい環境に行った時
または自分が成長段階に入っている時


こんな時は快感ゾーンでは全くありません
普段『ムスッとして見える人』が、意識して無理やり『笑顔』を作っている状態
こんな状態は
むしろ常に不快感とストレスを感じる状態だと思います


成長ってものを望まない人の場合
常に快感ゾーンまで自分を戻せばいいと思う。
『笑顔』を意識せずいつもの表情に戻せばいいだけの話で

『合わない』とか『今までと違う』とか言って


成長を求めるなら
『不快感や違和感のある事を求める』
のがどうやら正解


これがわかる人は
次のステージである
『不快感を感じる自分との約束』が出来るようになるのかなと



私が思うに
『自分との約束をきっちり守れる人』は最強だと思う。
しかもこれが無意識に出来る人というのは少数で
何事にも成果が出せる人は
この『自分との約束を守る』タイプの人だと思う



今まさに『不快』という感情を感じている人は

今とびきりの成長段階真っ最中だと思って間違えないと思います

『コンフォートゾーン』快適空間を感じていれば
緩やかに後退していると思って間違いないでしょう

どちらがいいとか正解か
などというお話ではなく

『成長』するということは常に
『不快』を感じ『意識しないと出来ない』事を
『無意識に出来る』レベルにする必要が
どうやらあるようです