Columnコラム

diveする

2020.08.28

とある研修で登山に挑戦しました。人生始めての経験でしたので

登山に関して想像がつきませんでした。


伊吹山を登りましたが標高は1300Mほどと聞いていたので

心のどこかで楽勝だなと思ってました。


ですが実際は山頂までの道のりは険しいものでした。


特に全体10合中の5割ほどの距離を占める3合目までの道のりは大変辛いものでした。


崖のような道。落ちたらタダで済まないような岩肌。

生憎の悪天候で足場はかなり滑り、視界も悪く、気温も低く

困難な道でした。


名古屋に帰ってきて感じたことの一つは

名古屋の道は、なんのストレスもなく歩くことができたということで。

何だこの違いはと思うのと同時に、綺麗に舗装された道に感謝の気持ちが湧いてきました。


人間は楽な道を感情的に選択する生き物ですが

改めて楽な道、楽な選択に成長もなければ感謝も生まれないなと


今期のコロナの影響は各業界に致命的なダメージを与えることになり

いまだにその影響は大きく

年末から年明けにかけて更に実体経済の数字として現れてくることだと思います。


愛知でも名駅、栄周辺の飲食店、美容室を含むサービス業は客足も全く戻っていない状態あり

郊外でも来店客数に大きな影響があり

当たり前になってくるとお客様が来店いただいている状況に

感謝できなくなり、ちょっと傲慢になってしまうものかなと。


今もなお全くお客様の来店がないサロンもあるのだということ

改めて心に刻み、目の前のお客様に感謝の気持ちを込めたサービスが各店できているのかと

私も含めスタッフ一人一人が自問自答するべきかなと


有難いことに弊社の各サロンは

多くのお客様に安定的にご利用いただいていますが

ふと要因は何かなと考えると


もちろん一番は現場の頑張り。人間性かなと。

それがないとお客様にもう一度来ていただくことは難しいわけです。


ですがもっと深いところに目を向けると

やはりトップのdiveかなと

トップが楽をしようとして目の前の選択を取れば取るほど

現場がどれだけ頑張っても報われないわけで

お客様に来ていただけないようになっているわけで

それは現場のスタッフの不満につながるわけで


おそらくそれは歴史的に振り返っても事実であり

なんらかの見えない力が働くようなもので。


私もまだまだdiveが足りていなかったと痛感することが最近あり


思い切ってdiveしたいと思います。


diveは恐怖があるけど、これまでを振り返っても

思い切って飛び込んで


悪い結果ってなかったように感じる。


今期後半。そして来期はビジョン達成に向けて

本格的に大きく動く年となりそうです。