Columnコラム

憂鬱

2020.06.26

コロナのおかげですっかり忘れていましたが
今年の4月21日で創業4周年でした


今年で5年目


創業して3年は休まないと決め、実際その通りにしてきた
とにかく人と会い、現場もこなしやれる事を全て行動してきた

不安や心配を打ち消すように
とにかく動き続けることでしか満たされなかった創業からの3年間

その間
いろんな波がやってきた。いろんな壁が立ちはだかってきた。
まるで津波のように
次から次へと襲ってきた

今までの自分は失敗の連続だったけど
その中で唯一誇れるところがあるとすれば
その全てに真正面からぶち当たってきた

正々堂々、乗り越え得てきた


失うものも多かった。多くの別れを経験してきた。
スタッフやお客様
取引先の皆様
多くの出会いと別れ、裏切りがあった

初めはその度に心が痛かった
伏して泣いた日もあった

もちろん今も、別れは悲しいし出会いは嬉しい

だけどその度に心が揺れ続ければ
いつかきっと自分が破綻すると思った

悲しみに強くなるのも
トラブルに動揺しなくなるのも
人よりはるかに悲しいこと
普通じゃ考えられないトラブルを経験することでしか
得られないと思う

創業から4年が経ち、少しは心が強い大人に近づいたかなと思う

自分の苦しみと比例するように
振り返ったら、ちょっとは会社も成長した

まだ夢の道1分目弱と言ったところだから
こんなところで立ち止まるわけにはいかない


これまでいろんな人を見てきた
多くの成功者もそして何者でもない人たちもたくさんを見てきた

多くを聞いて、多くを学んだ


結局の結論は
やって見ないとわからない
ってこと

やり方は人それぞれ
だったらまず、やって見たらいいだけ。

やる前に、これから行動する人に
外野からの野次や批判が聞こえてくる
あれこれ言うのが聞こえてくる

やってもないやつがあれこれ言うのは
ナンセンス

私はその批判を歓迎できる
もっと言ってくれと今は思える

そんな批判や野次が
自分を会社を大きく無限大に、はるか先に飛ばしてくれる

逆風の方が順風より飛距離が伸びる事実は
スキージャンプなどのスポーツでも周知の事実だ

人生も同じじゃないかな
順風よりもむしろ、逆風に向かって進めばいいだけ

4年間でちょっとは飛んだけど
まだまだもっと飛びたいし飛べる

だからこれからきっと
自分はもっと痛烈な批判の方に向かっていくべきなんだろうと


これまでもそうだったし
きっとこれからもそうなんだろうと思う


これまでも
常に自分を苦しめてきた
こっちの道が憂鬱であると
自分が思う方に向かって進んできた
そしてこれらもそう


人から見ると、きっと運がいいのだと思う
人から見ると、きっと苦しんでなど全く見えないんだと思う

わかってくれなどとは微塵も思わないし
当たり前に人の事などわかるわけがない。

わかろうと努力はできるし、私も当然努力する。
だけど
『わかった』
と思うことは人に対して失礼だ。

『想像力をフルに働かせ、この人のことがなんとなくわかったような気がする
おそらく〇〇なのだろう。あくまで私の意見だが』

くらいが丁度いい。

だから
おおよそ見当違いなことを言ってくるやつがいると
ぶん殴りたくなる

一生言ってろと、心の中で思う

その言ってることが
自分の身を守るために言っているのか
本当に俯瞰で捉えて全体が良くなるために覚悟を持って言っているのかは
すぐにバレる

けど実際はそんなこと思っても
きちっと考え方を自分なりに情熱的に相手に伝える

そして一人心の中で
『お前の100倍は努力してるよ俺は』
とほくそ笑む


多くの人が目先の損得に囚われ
捨てることを恐れ
変わることを恐れる

多くの何者でもな人がそうなんだったら
目先は損を取ればいいだけ
捨てればいいだけ
変わればいいだけ

そのためには
一つ、自分の中で揺るぎない目標を持てばいいだけ

ただそこに向かうためだけに
プライドを持てばいいだけ
俺には人生を懸けているものがあるのだと
自分に言い聞かせればいいだけ

これが目先に囚われない思考だ


富士山の山頂が目的なら
登る為のルートは様々だ

自分にあったルートを選び、自分にあった季節と時間で登ればいいだけ
富士山の道中には
まるで崖のような道と思えない道や
池のような水たまりや
いろんな障害がある

だけど登山者は山頂を目指しているから
その障害をいとも簡単に捉えて乗り越えていける

次はこれか、と
いとも簡単に受け止め乗り越えていく

このシンプルな原理原則を
人生という一番大切な道中では
人はいとも簡単に忘れてしまう


嫌なこと、めんどくさい事から自分を遠ざけていたら
一体自分はどこに向かっているのだろうと

自問自答したほうがいい


これからも信頼できるスタッフや
リスペクトする仲間、そして偉大な先輩から学び

きっと大きく飛躍するだろう

これからも常に誰よりも
憂鬱に立ち向かっていく