Columnコラム

コロナにて

2020.04.11

コロナウィルスの影響がついに愛知県まで波及しています
現状倒産するかどうかの瀬戸際企業も多く
まさに生きるか死ぬかまできていると思います。

弊社においてはコロナ対策を各店全員が徹底し、お客様に安心していただける体制をとっているつもりではいるでものの

やはりスタッフは毎日不安ではないかと思っていますが

日々のお客様との接し方、信頼関係がしっかり作れているサロン、美容師は
この苦境に陥っても大きく数字を落とすことはありませんが

そうではないサロン、美容師はここにきて大きく数字を落とすことになると思います

さてビジネスモデルの話を考えた時に
この美容室業界はここ数十年全く同一のビジネスモデルであり
各サロン差別化として打ち出す様々な手法も、本質的な差別化になり得てないなと経営を通して痛感しています。

つまり簡単にいうと、どこもかしこも同じやり方で同じあり方であり、このまま続けるとどうなるのか?はもはや歴史が証明している通り

シェア率が低い美容室経営においては社会性が低く、この先30年を考えた時に9割9分の会社がなくなっていくのは間違えないかと思います。

今流行っている、今目立っている
そんな企業ほど30年後には跡形も残っていない、というのが美容室業界のこれまでの歴史だと思います。

このコロナ収束後は、大きくビジネスモデルや社内のこれまでの当たり前が大きく変わるきっかけになると共に

業界、社会が一気に変わるキッカケになると思っています。

弊社も次の10年の美容室の将来を見越して手を打っていきたいと思います。


美容室の市場規模は1兆円を超えますが、トップはP社の約400億であり5%未満のシェア率です。

この先は数社がシェア10%程を競い合う産業になり得ないと
また歴史は繰り返すことになるのではないかなと感じています。

このコロナ騒動は大きなきっかけと気づきを与えてくれました。


次の10年、弊社は大きく飛躍したいと思っています